2026/09/16 22:28
昔からの、手拭いがありますね。最近のは、おしゃれな柄が沢山。
掛け軸?がわりに、インテリアとして飾ったりします。
大胆で斬新なデザインを見ると、手拭い一つに感動してしまう。
その手拭いを、『布端が、切ったままだから、ほつれちゃう、、、』と、嘆く方がいまして。
え?
当然ですけど。
と、思っておりましたら、意外と、知られていないんですね。切りっぱなしの件。
手拭いは、本来、注染という技法で染められるものです。
これは、反物を蛇腹折にして、防染した枠部分に染料を流し込んで、一気に下へ吸い込むことで、裏表なく
同じ柄が染められるもので。
近頃は、捺染のプリントがほとんどなのですが、それでも手拭いといえば、仕上がりは、基本的に古来からの両端切りっぱなしです。
その理由がですねー、端を縫ってしまうと、そこだけ乾きが悪くなるからとか、何かの時に、すぐ、裂いて使うためだとか、の説明が主流です。
が、元々、手拭いは、『拭うもの』ですから、、数多の汚れがつきます。
その後、洗うでしょう?
昔の人は、その時、その濯ぐ過程で、悪いものをさっぱりと『流す』という、意味合いがあった様です。
汚れ(雑菌)や、悪いもの(憑き物)が残らないよう、外へ洗い流すためには、端が縫い止めてしまってはいけないのです。
手拭いで、端が縫ってあったら、海外産かもしれません。
布端の糸のほつれは、洗っているうちに収まります。飛び出た糸は、切ればよろしい。
便利な、手拭い、何かの時にはすぐ役に立ちますね。
いつか、オリジナルのデザインで染めてみたいものです。
